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2024年11月24日
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逆オレオレ

2010年06月01日
るやんの母親は・・・その、なんというか、かなり変わっていらっしゃる。

現在、病気治療のため、病院に入院しているのだが、
「私は患者様なのよ」
と豪語してはばからず、看護師の皆様に大変ご迷惑をおかけしている。

会いに行く度に、看護師さんたちにまずは謝るのが父親のルールになっているくらいだ。

そんな「天上天下唯我独尊」なるやんの母親がしでかしたこと。

逆オレオレ詐欺。

要するにこういう事です。

毎週1~2通のペースで届くるやんからの手紙に一切返事を書かない母親は意外な事にも、「すまないなぁ」と思っていたらしく、一念発起をして娘・るやんに電話を掛けることにした。
手元にはテレホンカードも沢山あるし、携帯にかけても少しは長く話せそう。
「お父さん、るやんの携帯の番号を教えて。」
携帯をゴソゴソと取り出して、番号を見ながら教えた父親。

バカでかい字で、メモに書いてご満悦だった母親は、後日、そのメモを片手に病院内の公衆電話からお電話をかけました。

「もしもし、あたし!」

「ど、どちらさまですか?」

「あたしよ、あたし!」

「えーと、どちら様でしょうか?」

「何いってんの、あたしよ!お母さんよ!」

「おかけ間違いじゃないでしょうか、」

「何ふざけているの、あたしよ!」

「えーと、おかけ間違いだと思うんですが・・・・」

ここで気がつく、あら、この声は男性・・・・・。
あらやだー、間違えちゃったのね、ガチャリ。

謝らずに電話を切ってしまってから、あ、謝るの忘れちゃった、まいっか。

・・・・・・・お父さんが嘘の番号を教えたに違いないわ!

このあたしが間違える訳ないもの!!

で、後日、父親の携帯から電話してきた母親。

「るやんの番号はこれでいいの?」
「んー、その番号だよ、間違えてメモったの?」
「そんなわけないわ、あっているもの、かけ間違えたわけじゃないのよ。」

いいえ、お母さん、かけ間違えたんです。

「もう電話は懲りたわ、次からはお父さんにかけてもらうわ。」

えぇ、その方が世間様にご迷惑をおかけせずにすみますから。
ぜひそのようにしてくださいませ。。。。。

「公衆電話が壊れているって、看護師さんに言っておいたし!」

・・・・・・・・・・・・・・・

お母さん、あなたがかけ間違えたんですってば・・・・

かけ間違えられた相手の男性、さぞ驚いただろうなぁ。
この場をお借りして、娘が母に変わってお詫びいたします。

すいませんでした。

看護師さんたちに迷惑をかけまくっている入院生活はもう少し掛かりそうですが、これ以上、へんてこなことをしでかさないように、大人しく患者ライフをおくて欲しいものです。

ちなみに、妹2号には無事電話をかけられたらしく、妹曰く
「あの電話は、一体何?」
と言うほど、一方的にしゃべってガチャ切りされた模様。

絶対に似たくないなぁ、と改めて思うるやんでありました。

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